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雑草のはなし その2 赤カタバミ


カタバミにもいろんな種類があるそうで、園芸用もあるのですね。

残念ながらこのカタバミもガーデニングから排除される運命の「雑草」なのです。 でも赤いカタバミの葉っぱはまさに「ハート」そのもの。 押し花にして細工すればそれなりにかわいいグッズに変身出来そうな気もするのだけど…。 (ま、ワタシはやらないけどね) それよりも何よりも大きな疑問が一つ。 このカタバミの葉っぱは見ての通り赤い。

と、言う事はどうやって「光合成」を行っているのだろう? この時期、畑にある赤紫蘇も、ぐんぐん成長をしているけど、

なぜだろう?

赤紫蘇には葉緑素がある上にアントシアニンと言う赤い色素もあり、 その色素が目立っているので赤く見えるとの事。 そういえば赤紫蘇は茹でると緑色になる。 赤カタバミでもそうなのかな? 今度やってみよう。 カタバミには「シュウ酸」が多く含まれていて、銅の錆びとりに効果があるらしく、 十円玉をカタバミで磨くとピカピカになるそうです! なんと江戸時代にはマニキュアの原料に使われていたとか……(ホントかな?) そしてその繁殖力旺盛なところから、武家の家紋としても図案化されていたらしい。 雑草と一口に言っても、知らない事だらけなんですよね。


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